ロケットマスヒーター”の制作ワークショップ

今週末の土曜日、私…RIKI-TRIBAL SustainableArtWorks 小池マサヒサによる、“ロケットマスヒーター”の制作ワークショップを行います。 直前の告知になってしまいましたが、この冬、ロケットマスヒーターをご検討中の方はもちろん、持続可能性ある暮らしのヒントとしてお勧めです。 開催場所は、大町市八坂の山村に暮らす、遠藤さんのお宅(わくわく堂) 主催は、わくわく堂のご主人、遠藤由章さん。
今回のワークショップを企画し主催する、わくわく堂の遠藤一家の山村での暮らしぶりにふれることは、今を生きる私たちがついつい忘れがちな、大切なことへの大きな気付きへと繋がる気がしています。 … なぜ、過疎高齢化が著しい八坂の山村に移り住んだのか…。 ここでの暮らしをとおして大切にしようとしていることとは…。 遠藤一家が選択した生き方の中に、「ロケットストーブとは何?」…に繋がる大切な答えがあると私は思っています。
ここ2~3年ほど、ロケットストーブが注目されています。 ロケットストーブというシンプルな燃焼構造が注目されているとはいえ、これを後押ししているのは、数年前から続く「薪ストーブブーム」とも言えるほどの、薪ストーブに対する注目度…薪ストーブの人気であることは明らかです。
ロケットストーブは、1980年代半ば…いまからおよそ30年前に考案された燃焼のしくみであることからすれば、最新式の薪ストーブと比較すれば性能は不安定で、その特徴は何より、『自作』が大前提の、ハードでは無くソフトである点にあります。 難民キャンプや発展途上諸国において木質燃料を使用することから起こる重大かつ深刻な問題…疫病の蔓延、室内空気汚染による健康の悪化、さらに、気候変動への影響問題、森林伐採問題、の解決を目指すことに始まりまったロケットストーブ。 もちろん、このしくみを発展途上国とは言えない国に暮らす私たちが用いることを止められてもいません。 でもしかし、木質燃料を使用することから起こる重大かつ深刻な問題を無視しして、 …あるいは、そうした問題を知ること無しにロケットストーブを使うことに対して、私は正直なところ大きな疑問を抱いています。
私たちの暮らしは、目には見えない様々な関係性によって成立しています。 そうした目には見えない関係性を感じることはとても難しい…。 ロケットストーブはそうした、目には見えない関係性の網の目を、一歩ずつゆっくりと歩く為の手立てとなるような気がしています。
『ロケットストーブを作って温まろう』
・日時 9月1日(土) 10時―16時 ・場所 長野県大町市八坂11143 わくわく堂
・参加費 お一人 2000円 (子供無料)
       夫婦割 夫婦で3000円
・持ち物 お弁当 飲み物 作業しやすい服装など
・要予約 ・お問い合わせ 080-5412-9635
        わくわく堂 遠藤由章 まで。

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