粘菌アメーバ

やはり、私たちが知るべき何かが ここ にあるような気がする。

久しぶりに南方熊楠について書かれた本を見ていたところにこの投稿…これにはちょっと驚いた…
ライアル・ワトソンは、「百匹目の猿」…ある行動、考えなどが、ある一定数を超えると、これが接触のない同類の仲間にも伝播する」という仮説を提唱した学者。
かねてから南方熊楠に魅了され続けている私ではあるけれど、ライアル・ワトソンもまた熊楠と同じく、徹底的に生命と向き合った…歩きながら考え続けた人物だ。

私たちの中にもある生命も、粘菌アメーバという生命と何ら変わりはない…。
にも関わらず、私達はこの自らの内にあるこの生命の本質に蓋をすることで、いまを生きようとしているのかもしれない…。
そこに歪が生じる。

粘菌アメーバの行動の中に見ることのできる生命は、歪によってがんじがらめになってしまっている私たちにとっての極めて大きな可能性だと私は思う。

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