この世とは、「波動の連続性によってつくられる集合体」であると理解している。
この世に存在するあらゆるものはすべて波動を伴っていて、そうした波動の交換プロセスの強弱が大気の循環や地震や台風といった動きまでも促しているのだと…。
この世を人間中心に捉えれば、地震や台風を災いとして捉え、如何にしてそれを避けるか…ということになるであろうが、人智を超えるこうした力の存在を認め、人間とそことの関係性の育みが、様々な信仰という形を携えながらこの世のバランスを保って来た と考えることもできる。
人間も含め、この世の生命にとって最も重要なことは、こうした「波動」を如何に感受するかであって、そのために本来、人間に備わっている働きを「感性」と呼ぶ。
自分は美術とはその感性を発動させるための何らかの行いであると考えているが、そこで重要となるのは、意思疎通とは違う、「波動の交換プロセス」であり、そこに生まれる「場のエネルギーを伴った形態」が新たな波動を伴い発しはじめる。
こうした場のエネルギーとこの世の関係性については、既に様々な分野で多数論じられているが、この数年に渡って続く新型感染症蔓延による社会状況の混乱とは、この世の理解に於ける既成概念の限界の表れ であると自分は思っている。これについて悲観的に言えば、既成概念という自縄自縛を解かない限り、この混乱からはけっして逃れられないのだと思っている…。
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2022年10月10日~11月9日
FlatFileSlash Warehouse Gallery
〒長野県長野市小鍋11-17
@ FLAT FILE SLASH
11月5日 土曜日
FlatFileSlash Warehouse Galleryから見える紅葉がとても綺麗です。
午前11時頃より 18時頃まで、焚火しながらお待ちしています。
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