この動きとは、西洋近代社会を背景に成立している資本主義の限界と、英米一極による覇権体制の終焉を予感させる出来事ではないか。
今なお、西洋近代市民社会の成立とその思考にとってArtは極めて重要な働きをはたしている… というよりもむしろ、Artという概念無くして西洋近代市民社会は成立し得なかったことを忘れてはならないと思う。
現在の世界の混乱とは正にこういった略奪美術品の動きと同調するものであると思うと共に、大英博物館の見解に西側社会の本音が垣間見れるような気がする。
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