朝の犬との散歩から戻ると、NHK・BSチャンネルで放送されている世界のニュースを何となく眺めているのだけれど、昨日あたりから、ウクライナ公共放送からのニュースを伝える際には、そのニュースがウクライナ公共放送が伝えるニュースであることを伝えるテロップが出るようになったのに加えてロシア公共放送からののニュース映像も流されるようになった。
新型コロナ感染症パンデミック以降、日本の大手メディアからの情報はほぼ一色と言っても過言ではない。
そもそも自分は 正しさの認識 をメディアには求めてはいないけれど、とは言え、マスメディアの社会に対する影響力は未だ絶大であることは明らかだし、ここが何をどう伝えるかについて知ること、そこから考えることはこの社会を生きる上でとても重要だと、いまのところは 思っている。
権力者たちは市民から見えないところで様々なやり取りをして、物事の方向を決めているであろうことは容易に想像出来る。日本ではその昔からこうしたやり取りを「根回し」と呼んできたけれど、現在では根回しを円滑に進めるためには市民感情の操作が重要で、メディアはそこに対して極めて大きな役割を担っている。
…にしても、メディアとはなんとも現金なやつ…友達にはしたくない… ということだ。
プーチン大統領はショルツ首相に対し、欧州のパートナー国にとって何ら変更はないと強調。代金は引き続きユーロで決済され、西側諸国の制裁の影響を受けていないガスプロムバンクに送金された後、ルーブルに換金されると説明したという。
https://jp.reuters.com/…/ukraine-crisis-russia-germany…
バイデン米大統領は3月初旬、ロシア産の原油や天然ガス、石炭の輸入を禁止すると表明。他国によるロシア産原油の購入を阻止する効力はないが、米政府の発した警告で、他国の購入を制限しようとする狙いがあるという観測が高まった。
https://jp.reuters.com/…/ukraine-crisis-usa-india…
自分には、アメリカは随分と焦っているように感じるのだが…。
世界の様相は既に目には見えないところで大きく変わり、多極化への流れの中にある。
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