6月30日 

山を登りはじめてから 21日

20時55分

手伝ってくれていた仲間が帰った後、最後の木片を留め、山頂に到達しました。

土の祠の中には、Art maru 後藤剛さんの絵画と高橋敬三さんの彫刻を入れ、福島県大熊町で育てられた菜花から採取した菜種油の灯りを灯しました。

※今回使用している菜種油は、福島第一原発から3キロの帰還困難区域内、中間貯蔵施設建設予定地内にある菜の花畑で、津波により3人の家族を亡くした友人、木村紀夫さんが育てた菜の花を絞って採取した菜種油です。

この菜種油からは放射線量は全く検出されていませんが、ここでの菜の花の栽培については、国をはじめとする関係各所から栽培の自粛が求められていることから、今回ここで灯す灯りに使用する菜種油は3年前に採取した油を使用しています。

しばらくの間は山頂に留まってから、7月6日からは木片をはずす(山を下る)予定です。

明日、7月1日から7月5日まで。

午前9時から午後6時ぐらい迄の間は、祠の中に火を灯した状態の作品を御覧頂くことができます。

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