Thannal

 
Thannal は、ヒンディー語だろうか。そこには日陰という意味があるそうだ。
南インドの・タミル·ナードゥ州ティルヴァンナーマライを本拠地とする、Thannal Hand Sculpted Homesは、Thannal Mud Homes Trustの中の自然建築グループ。自然建築ワークショップを通じて、 南インドの聖者、ラマナ・マハルシ(Ramana Maharshi:1879年12月30日 – 1950年4月14日)の信奉者として、その教え、哲学の価値を実践している。
 
自分は、ラマナ・マハルシについては、人となりも、教えについても知らないので、その意味するところについては、Thannal Hand Sculpted Homesの実践からそれを読み取るしかないけれど、おそらく、Thannal Hand Sculpted Homesにしても、それも当然のこととして承知した上で、その価値を自然建築を通じて実践し、そこから得られる経験や知識を広く共有させようとしている。
詳しい活動については、HPを見てもらうのが良いけれど、その取り組みは、自分にとってとても興味深い。
  
  
Thannal works towards spreading awareness about Natural Building and making a knowledge bank for everyone, irrespective of where they belong to and money-in-hand to make a home.
Thannalは、彼らが属する場所や家を建てるために使うお金に関係なく、ナチュラルビルディングについての意識を広め、皆のための知識バンクを作ることに向けて取り組んでいます。
http://thannal.com/
 
 
建築に対して興味を持ったのはいつからか。
それには、何通りかで答えることができるけれど、
いわゆる「建築」とは何かについてあれこれ考えを巡らすようになったのは、自分が考える美術…かもしれないものと、既存の美術との間にギャップを感じつつも、どうすれば良いのかわからないまま、既存美術からは距離を取りつつ、とりあえず、クライミング(岩登り)に明け暮れていた頃のこと。
とは言え、現代建築にはまったく興味が湧かなかった自分は、ホール・アース・カタログ(Whole Earth Catalog)のシェルター部門の編集を務めたロイド・カーンが、1973年に出版した「シェルター」ばかり眺めていた。
 
気が付けば、あの頃から随分と年月が経ち、長く暮らした東京を離れ、家族と一緒に自分が生まれ育った長野市に暮らすようになってはいるものの、ここに来た目的にはまだ到達していない。
その目的を明確に言葉にすることは、まだ出来ていないけれど、インターネットをつうじて垣間見る、Thannal Hand Sculpted Homesの活動に、自分が思い描く目的と共通するイメージを多々感じつつ、『美学創造舎マゼコゼ』の新しい活動拠点づくり(場づくり)の準備を始めている。
  
そんな、『美学創造舎マゼコゼ』の新しい活動拠点づくり(場づくり)に興味持たれる方は、美学創造舎マゼコゼ・小池マサヒサまで、是非ご連絡を。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=12&v=aFIbn6AnV-Q

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