私が生まれ育った町の人々と一緒に旭山の麓にある「カタクリの森」の作業に出かけた。
いまから15年ほど前まで…旭山の北側の森の一画にカタクリが群生しているのが発見されるまで、ここに足を踏み入れる人は殆どいなかったそうだ。
かつて此処には小さな畑があった。
友達とこのあたりまで探検に来ていた自分は此処が畑だっことを知っている。
あの頃…自分たちがここに来なくなった頃、畑にも人が来なくなったらしい。
森の中にあって日あたりが良いこの畑には蟻たちが残り、そんな蟻たちの習性を知りつくしていたカタクリは、甘い匂いを放ちながら蟻たちを誘い、種子を運ばせ、此処に根を張った。
いまこの群生地と周辺の森は地元の人々によって整備されていて、春の10日間程の間は、カタクリを見るためにたくさんの人々が此処を訪れている。
「カタクリの森」が、森と私たちの暮らしをつなぐ森にできたらいいなぁ…と思っています。この森を一緒に整備してくださる方と一緒にそんな話もしたいと思っています。
ここしばらくは、倒木や立ち枯れの木を伐採と整理の作業ですが、善光寺門前まちにあるマゼコゼから歩いて20分もあれば行けるとても美しい森です。
ここの紅葉も終盤ですが、もうしばらくは晩秋の森を楽しめると思います。
お子さんと一緒に遊びに来たい方も歓迎します。
とっておきの山の小道を御案内します。
FBもしくは、マゼコゼ(026-225-9380)までご連絡ください。
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