いろいろあっても 共にあるきつづける 報告

10月26日。信州 白馬村落倉高原(栂池スキー場の下部)にある、「深山の雪」で開催された“ロケットストーブ ワークショップ”は、30名を越える人々にお集まり頂いて無事、開催することができました。

「深山の雪」は、3・11の津波で家族(妻、次女、父)を失い、福島第一原発の事故によって原発がある福島県大熊町から、信州 白馬村へと避難してきた木村紀夫さんと長女、そして愛犬ベルが共に生活を始めた場所の名称です。
この建物が元ペンションだったとは言え、これまで宿経営もしたことが無い木村さん家族が、これからこの雪深い山で、宿をしながら暮らしてゆくためには、たくさんの乗り越えなければならない課題を抱えています。

ご縁によって、木村さんと出会った私たち…「持続可能な宿づくり応援団」(『たぁくらたぁ』編集部と美術家 小池雅久)は、木村さん家族がこれからこの場所で暮らしてゆくための様々を共に考える第一歩として、ロケットストーブワークショップを企画することに致しました。
木が燃えるときに出る煙をもう一度燃やす燃焼構造である、ロケットストーブが登場した背景に目を向けながら、最近注目されつつあるウッドガスストーブ「TLUDストーブ」を各自で作ることをつうじて、持続可能な場づくりの可能性をみんなで話しあい、これからを共にあるきつづけために…。

ご参加頂いた方はもちろん、「深山の雪」の今後を応援して下さっているたくさんの方々に心より感謝いたします。
ワークショップでは、ウッドガスストーブを手づくりしながら、オーナーの 木村さんの3.11以降の歩みについてお伺いしつつ、今後の「深山の雪」の方向性ついて様々な意見を皆さんと交わしあうことができました。
ワークショップの報告はこれとは別に、投稿いたしますが、まずは、今後の「深山の雪」の予定について。

◆今後の予定◆
まずは“冬支度”が急務です!!
これについて、暫定ではありますが、11月後半…11月23日・24日の連休あたりの3日間~4日間ほどに作業を集中させて行いたいと考えております。
作業内容としては、
① 食堂に“簡易式ロケットストーブヒーター(時計型ストーブ改造型 Ver3)”を設置する。
② 玄関前風除室(玄関に外気が直接入り込ませないための前室)をつくる。
③ 足場用単管で駐車場の屋根をつくる(雪除け)
④ 薪集め&薪割り
⑤ その他もろもろ

これら以外にも、作業はあれこれあると思います。
手分けして同時に行った方が作業ははかどります。
それになにより、大勢がいる方が、楽しく作業できるし、食事も美味しくいただけます!
大工仕事未経験でも大丈夫。
お掃除、食事係やお風呂係、薪集め、などなど…あれこれあります。
もちろん、1日だけ、半日だけの参加でも歓迎です。

◆1月後半~2月前半
『深山の深い雪を楽しむワークショップ(仮称)』
屋根の雪おろし、雪かき 講座?
雪洞でキャンプ? などを予定しています。

11月23日・24日については、ほぼ変更は無いと思いますが、詳しい作業日程が決まり次第、あらためて告知致します。

今後とも、「深山の雪」への、皆様のご協力 ご支援を、よろしくお願いいたします。

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