カテゴリー: 言葉

  • 「美術家」

    職業について質問される度に、はたして美術家とは職業と言えるのかという想いは否めないものの、出来ることならこの人…

  • 「地雷」

      今年2月にBlogの更新をしたのが最後、その後今日まで一度も更新投稿していなかったことに気が付いた。 Bl…

  • 言語の絶滅

    「私たちは種や生物の多様性を守るために多くの金を投じている。ならば、なぜ私たち人類だけが使う特有の言語を同じよ…

  • こんなこと

    雲の切れ間から見える岩手山の稜線 雨に濡れた森の匂いの中に、赤松特有の香りが混じる。 思えばもう長いこと、こん…

  • 「火をつける」

    山の古民家の屋根の雪は凍りついたまま。 春がくるまで落ちちゃこねえって93歳の爺ちゃんが教えてくれた。 爺ちゃ…

  • 「火の灯り」

    フランス・パリで起こった、週刊誌「シャルリー・エブド」襲撃事件。オランド仏大統領はこの事件を「テロ」と断定。仏…

  • 「棘」

    棘が抜けない。いつ刺さったのかわからないけれど、それはもうずっと前から刺さったまま。アシタカは死の棘を体内に入…

  • 「想」

    目には見えない。匂いもしない。音もしない。手を伸ばしてみても掴めない。覆い尽くされ、身動きがとれなくなるような…

  • 鍛冶仕事を教えてくれた友人が死んだ。 熱く赤い鉄が冷めてしまったかのような柩の中の亡骸。 火葬炉の中へ柩が入る…

  • 「緑色の匂い」

    大気中の緑色に属するもの 彫刻家 若林奮がそう表現したものは何であるのかと考えながら、犬と一緒に、 雪が舞う、…