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RocketStoves Work Shop
About RIKI-TRIBAL S.A.W RocketStoves
世界人口は推計 約70億人。そのうちの約半数の人々がいまなお、生きていくために最低限必要な食事の調理や暖房に必要なエネルギーとして石炭やバイオマス(木材や家畜の糞や農業廃棄物)等の固形燃料を利用して生活していると言われている。しかし、室内での非効率な焚き火からの煙や固形燃料の燃焼からは人体に有害な物質が多く発生し、それが原因となって呼吸器障害や緑内障といった深刻な病気を引き起こしている。
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そうしたいっぽう、焚き火で調理するどころか、薪に火を点けることができる人さえ少なくなってしまったこの国では、エコロジーという言葉は既に形骸化してしまっている。そうした最中、2011年に発生した東日本大震災、東京電力福島第一発電所の大事故は、この社会を選択した私たち全員にとって極めて重大な問題であったはずにも関わらず、その後の復興の掛け声と、エコロジーに変わるSDGsという標語によって、この問題が、東北・福島に暮らす人々だけの問題として片付けられようとしているように感じるのは自分だけなのでしょうか。
RIKI-TRIBAL・小池雅久は、東日本大震災以前から、「私たちが選択しているこの社会とは。どういった社会なのか?」について考え、知るために、RocketStovesと呼ばれる燃焼構造に注目してきました。
RocketStovesの注目すべきことは、その背景です。燃焼性能としての特徴だけでなく、何よりも注目すべき点はRocketStovesは誰もが自分で作ることが出来ること。そして、誰にでも教えることが可能な仕組みであることです。
RocketStoves はまさに、RIKI-TRIBALの目的にとって大切だと考える、「自分でつくること」そして、「共につくること」にとっての最適さの一つがRocketStovesなのです。